凧揚げするならココ‼[藤原旧跡]
今回は、橿原市にある「藤原旧跡」をご紹介します。
持統天皇が完成させた、日本初の条坊制を用いた本格都城「藤原京」の旧跡です。規模は平城京、平安京をしのぐほどで、694年から710年まで都が置かれていました。
条坊制とは、南北中央に朱雀大路を配し、南北の大路(坊)と東西の大路(条)を碁盤の目状に組み合わせた左右対称で方形の都市プランをいいます。
旧跡に関しては、こちらの建物2階の藤原京資料室で出土品や模型を用いて詳しく解説されています。
旧跡はとにかく広いので、トイレは資料室で済ませておくのが良いです。
いざ、旧跡の中へ。
周りに建物もなく、風が吹きさらし、凧揚げにはもってこいの場所です。電線を気にする必要もありません。
一面広々としているので、野球やキックベースと近所の子どもたちがのびのびと遊んでいました。
こちらは、大極殿院の列柱の再現。この柱でかくれんぼをしているちびっこの微笑ましい姿もありました。
さすが、日本初の本格都城‼
現在も発掘途中だそうです。発掘現場を身近で見れるのも奈良っぽいですね。
藤原旧跡は、春は桜に菜の花、夏は蓮の花、秋はコスモスと四季折々の花の名所でもあります。今年度はコロナ禍で、コスモスの植栽はありませんでしたが、桜の咲く頃、平穏な明るい兆しがみえていると良いですね。
(画像はHPからお借りしました)
駐車場は旧跡の周りに多数あります。今の時期は資料室横のメイン駐車場が便利です。
こんな時だからこそ、3密を避けお正月らしいお外遊びをするのはいかがですか。
//基本情報//
□名称
藤原旧跡
□所在地
橿原市醍醐町
□URL
https://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/spot/fujiwara_kyuuseki.html